「とんずら」という言葉を聞いたことはありますか?
どこかの地域の方言のように聞こえますが、「とんずら」は標準語のひとつなんです。
今回は標準語である「とんずら」の意味と使い方を紹介いたします。
目次
方言のような標準語「とんずら」の意味
方言のような標準語「とんずら」には次の意味があります。
- 逃げる
- サボる
「とんずら」は「遁走(とんそう)する」の「遁(とん)」と「ずらかる」の「ずら」が組み合わさってできた言葉です。
2種類の逃げるという言葉を組み合わせることで「逃げる」という意味を強調させています。
方言のような標準語「とんずら」の使い方
方言のような標準語「とんずら」には次の使い方があります。
バレそうだから、そろそろとんずらしとこうか(逃げておこうか)
面倒な仕事が回ってきそうだったから、とんずらしてきた(サボってきた)
例文のように面目を失い、そのまま逃げる時や、面倒なことから回避する場面で多く使われます。