「のっぴきならない」という言葉を耳にしたことがありますか?
どこかの地域の方言かと思いがちですが、実は標準語のひとつなんです。
今回は「のっぴきならない」の意味と使い方を解説します。
目次
方言のような標準語「のっぴきならない」の意味
標準語「のっぴきならない」には次の意味があります。
- やむを得ない
- どうしようもない
「のっぴきならない」は非常に深刻な状態で、他に選択肢がない状況を指しています。
方言のような標準語「のっぴきならない」の使い方
標準語「のっぴきならない」には次の使い方があります。
絶対に遅刻をしない彼が遅れるなんて、のっぴきならない(やむを得ない)事情があったんだろう
作業効率が悪すぎて、のっぴきならない(どうしようもない)状態においこまれてしまった!
例文のように、「のっぴきならない」は重大な事態が起こってしまったときに使います。
大げさな言い回しのため、頻繁に使う言葉ではありません。