「けったい」という言葉を聞いたことがありますか?
「けったい」とは、関西地方で使われている方言のひとつです。
この記事では関西の方言「けったい」の意味と使い方を解説します。
目次
関西の方言「けったい」の意味
関西で使われる方言「けったい」には次のような意味があります。
・「不思議、奇妙」という意味
関西の方言「けったい」の使い方
関西の方言「けったい」には次のような使い方があります。
・〇〇さんは、昔にけったい(不思議)な体験をしたらしいよ。
・最近は、けったいな(奇妙)なニュースをよく目にするな。
このように「けったい」は不思議や奇妙といった様子を表す言葉となっています。
関西の方言「けったい」の由来は?
「けったい」の言葉の由来は、占いの結果を意味する「卦体(けたい)」を促音化したものとされています。元々は「卦体が悪い」と言って縁起が悪いことを示していたが、時が経つにつれて「奇妙だ」や「不思議」という意味に変化したそうです。いくつかの説が存在する中で、「希代(きたい)」から派生したという説もありますが、「卦体」の説が一般的に有力とされています。