「よしなに」という言葉を聞いたことがありますか?
「よになに」と聞いてよく使っているという方は少ないのではないでしょうか。
この記事では標準語「よしなに」の意味と使い方を解説します。
目次
方言のような標準語「よしなに」の意味
「よしなに」には次のような意味があります。
・「良いように、よろしく、適切に」といった意味
標準語「よしなに」の使い方
「よしなに」には次のような使い方があります。
・あなたのお父さんにはいつもお世話になってます。お父さんによしなに(よろしく)お伝えください。
・今年も同じ部署で勤務ですね。よしなに(今後も良いように)どうぞよろしくお願いします。
このように挨拶で使われるのが一般的です。
「よしなに」を使う時は注意が必要!
「よしなに」はビジネス用語としてよく使われていますが、使う際には注意が必要です。
「よしなに」は良いように、適切にといった意味があり、目上の方に使うような用語ではありません。
また、曖昧な表現のため、仕事で指示を出す時などは、できるだけ使わないようにしましょう。